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2015年7月17日金曜日

夢破れて、ありのままで。

アッシジ刺しゅうのテキスト作り頑張ってます。

が。

台風のせいか、今日は少しだけ気分が落ち込んでいるようで。

テキスト作成をしていると、「あぁ、こんな事もあったなー」と
過ぎ去って忘れていた過去が頭に浮かんでは消えていく。



こういうテキストの作成は、実は何度も経験がある。

刺しゅうに関わらず、渡された元のデザインを研究して、
刺し順や編み順を私流に改編する。

そしてそれを、さらに効率的なものにする為、
全て資料に起こして図と活字に変換する。

その作業の中で、最初のデザインを損なわず、
尚且つ基礎を並べただけで出来る簡単な作成方法に簡素化し、
それを更に詰めて効率化し、資料を煮詰めていく。

なぜデザインを簡素化して効率化するのか。

それを依頼者に渡すのが私の役割だったから。

依頼者は、私が提出した資料を元に、
自分流のデザインと図案を盛りつけし、資料を作成していく。

オリジナリティと、その人らしさを盛り込む。
削れるだけ削ったシンプルにデコレーションを施していく。

それらの依頼は私が自分の成長の為に無償で受けていた。

デザイン先行の刺し方不明の刺しゅう。
その刺繍の「刺し方を作る」事もした。

その本を他の人が嬉しそうに手にしている姿や、
自慢げにその作品をブログに乗せている人たちを何度も見た。

私は自分を「名もなき貢献者」と思っていたし、
何より自分に自信がなかったから、
自分の名前で前に出る事が怖くてしょうがなかったから、
そんな私でも「人の役に立てる」という事が嬉しかった。


ある時、私の資料を受け取った依頼者がこう言った。

「ころろちゃんの資料、このまま使えたら
 一番分かりやすくて最高なんだけどね。」って。


私が黒子をしていたのには別の理由もあった。

それは「その人たちが好きだったから。」
も、ホントの話だけれど。

堂々と自分の道を歩いているその人たちに、
もっと必要とされたかったから。
そして、もっともと色んな事を知りたかったから。


刺しゅうから離れ、1年半の社会人生活をした中で、
黒子をするという行為が良い結果だけを生まないと知った。

そして、時に自分をひどく傷つけると言う事も知った。

でも、それらの経験は全て私の血となり肉となり
私という人間を作っている栄養になっていると私は信じている。

私が離婚をし「お手伝いが出来なくなる」と伝えた時、
私がお手伝いをしていた人の一人は私に不快感を示した。

「裏切られた気分」だと。

私もその言葉を聞いて初めて思った。

「裏切られた気分」だと。


なんだかちょっとセンチメンタルなお話だけど、
でも、こんな雨の日にはお似合いな美しい思い出のようにも感じる。


今回のテキスト作り、全力で頑張ろうと思います。

私の名前で初めて作成されるテキスト。

これよりも分かりやすいものが
どこにも存在しないと言うところまで持って行きたい。


他の資料もそう。
どの出版物にも負けない100%初心者でも出来る資料を作りたい。

全てのコツを惜しまず盛り込める思い切りの良さと、
効率的な方法を探し出すセンスと、
人目を引かない簡素なものを作れるのが私の才能だと思っている。

私の資料をもとに、沢山の人がオリジナリティを盛りこんで、
日本中に刺しゅうブームがまた再来すればいいのに!

伝統刺しゅうは、引き継がれなければ消えてしまう。
講師を目指すからには、後継者を一人でも多く増やすという責任も背負う。

この1年半。

心が落ち込んで沈みそうになるたびに、
レ・ミゼラブルの夢破れてを口ずさんで何度心を温めた事か。

でも、今の私には夢がある。

アナと雪の女王、松たか子verで頑張るぞー!

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6 件のコメント:

  1. 人に物を頼んで手伝わせて自分がすべてやったと思える人にとって、今まで手つだってくれた人が居なくなる事は、「裏切られた」と言う言葉しか思い浮かばないらしいです。
    洋裁をして居た時頼まれて、他の洋裁店の裁断をした事が有りましたが、その時の洋裁店主が同じ事を言いました。その店は見栄を張って銀座に店を出して間もなくつぶれたと聞きましたが。
    世の中に往々に有る事です。
    人を見る目も、一人ではできなかった経験がこれからのころろさんの役に立ちそうですね。

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    1. 産まれ持って私が手にしていると私の心が思っているものは、
      この体一つと私は思っています。
      それ以外の物は全て私の持ち物ではない気がしてならない。
      だから、粗末にする事無く大切にしたい。
      でも、私も大切にされる人で居たいから、大切にしてくれる人と共に過ごしている。
      そんなイメージの今の私の新しい人生です。
      どんな経験も全てが素晴らしいー!

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  2. こんばんは♪そしてお帰りなさーい!良かった、また会えて!!
    ころろさん何事にも一生懸命で本当に頭が下がります。ころろさんの爪の垢を煎じて飲まなければいけないなーと一人ごちてました。
    テキスト作り頑張ってね☆彡大変だけどやりがいあるね!!

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    1. erbaさーん

      お久しぶりです、私もまたこうして会える日が来てうれしいです!
      今度こそ、こんどこそ、レティチェロにもチャレンジします。
      ニードルレースで止まってしまったのが悔しくてならなかったから><

      erbaさんの針山ちゃん。絶対つくりまーす!

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  3. Dear ころろさん、Welcome back! I am so happy to see your pretty embroidery again. You already finished the Schwalm and the Assisi works... Wow! Good job! When I come to visit your blog, I really really wish I do speak Japanese...ha! Best Wishes!

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    1. Dear Judy
      The place that I came back through was here.
      Because the embroidery is the same as breathing for me who make many works from now on.

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