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2017年3月4日土曜日

刺しゅう初心者レッスン:針とハサミを大切にする方法

刺しゅうをする上で最低限必要な道具と言えば、針とハサミ。
今日は祖母流ですが、この2つを大切にする方法を書きたいと思います。

<究極に大事にする方法>

針とハサミを大切に出来る方法の究極を言うなら、
錆させないための「汚さない」「濡らさない」「触らない」と、
ハサミに関してはもう一つ、切れ味を維持するための「切らない」です。

「おい!!!!」ってなるよね。うん。スイマセン。

到底出来そうにない話をしても仕方ないので、
まず、出来そうな事から。

①錆を防ぐため、ハサミは絶対に刃を触らない。
②新品の針を使う時は、使う針以外の針に触らない。
③ハサミの切れ味を維持するために、
 ハサミは2本用意して薄地用と普通地厚地用に分けて使う。
 そして、布以外切らない。糸も切らない。切る時は刃全体を使う。

<スーパー丁寧なお手入れ方法>

針もハサミも錆が敵です。
では、どうしてハサミや針は錆びるのか。

汚れ、手汗や湿気、水分などが理由。
なので、お手入れに有効なものは「エタノール」と「油」となります。

エタノールで汚れと水分を払い、油で水に対する抵抗力(保護)をつけます。

①手入れ準備。
 ・薄手の布にミシン油をしみこませた布を用意します。
 ・薬局にて無水エタノールを購入。

②針のお手入れの仕方。
 ・使用した針はエタノールでさささっと拭いてから、
  ミシン油をしみこませた布でさっと拭く。
 ・収納場所は、水気のない場所を選ぶ。
  油分があるものにくるむ、刺す等。

③ハサミのお手入れの仕方。
 ・ハサミの表面をエタノールでさささっと拭く。
 ・ミシン油をしみこませた布で表面を拭いた後、
  ミシン油をしみこませた布を刃全体を使って1カットする。
 ・ミシン油をしみこませた布でくるんで保管。

<錆びちゃったときはどうする>

正直に言ってしまうと、錆びちゃった事を何となくごまかして使う。
選択肢はそれしかないです。

お弁当に使うアルミ箔でこする、磨く等。

いずれにしても、錆は見た目的にとれるけど
錆びた部分は人間でいうカサブタ状態になっているので、
無理にカサブタを剥いだところがどうなっているか。

まぁ、言わずともですよね。
傷一つない奇麗な皮膚にはなってません。

特に針の場合は、こすった時はきれいになるし、使えるけど、
針の表面にはアルミでこすった傷も付いているので、
モノとしてはもっと錆びやすくなります。

<ハサミについてのおまけ知識>

お裁縫に使うハサミと普通のはさみの違いは、
それは刃ついている角度、つまり刃の薄さです。

専門的なことは分からない私ですから、
知っている限りのお話をしますが。

薄くやわらかな布を切るための布切りハサミは、
ハサミの刃をペラペラに作ってある。
と思って頂ければ分かりやすいと思います。

しかも!ただ薄くしているわけではなくて、
刃全体にエッジをかけて「)」状になっていたりと、
薄い刃先を作るために複雑で繊細な調整が施されています。
刀みたいなものとって思ってもらえると近いのかな。

それに対して、紙を切るハサミや、プラスチックを切るハサミ、
金属を切るハサミは、刃の角度が大きく、分厚くなっています。
こちらは裁断機を思い浮かべていただければと思います。

つまり、同じ形だけど切るメカニズムがまず違います。
そして、薄い刃は欠けやすく、擦り減りやすい。

なので「布きりばさみで紙を切ったら切れなくなるよ」という話がありますが、
そんな甘いもんじゃないぜ?という話をしますと、

「布きりばさみの一部だけで布(糸)を切ってたら、
噛み合わせが狂って布が切れなくなるよ」という事が起きます。

なので、布きりばさみで糸を切るなんてもってのほかです。
布きりばさみだからと、薄手の布からデニムまで
好き放題に切っていても薄手が切れなくなります。

また、化学繊維も繊維の成分や硬さが特殊になるので、
糸きりばさみで切る際も、切れ味を損なう要因になります。

布きりばさみは、切れ味優先で高額なものにすると包丁と同様に、
錆びやすく手入れが必要になります。

それに対してお手頃な価格のものは、
切れなくなったら買い換えるという選択が生まれます。

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4 件のコメント:

  1. 参考になりました~(*˙˘˙*)ஐ
    これからは、この手入れ方法を使っていきたいと思います♬*゜

    返信削除
    返信
    1. 歩さん、めちゃくちゃ丁寧にするならという方法なので
      知識として程度に活用していただけたらと思います。

      なんでもそうだけど、やりすぎるとよくない。っていう言葉もありますから。

      削除
  2. 谷間のゆり2017年3月5日 16:49

    コメントを入れる方法と言うか関所の通過方法がわかったので
    一寸遊びに来ました。
    鋏を大切には、母からと、大工の祖父から習いました。
    「道具に金を惜しむやつに好い仕事は出来ねー」それが身に染みています。
    だからリボンフラワーを教えて居た時、生徒さんのやる気を図るのに使いました。
    外国製の服を着て居るのに文房具屋の紙きり鋏と言うのがいましたね。
    握り鋏は自分で遂げるのですが、最近の研ぎやさんはだめな事がおおいです。
    ナイフと包丁は上手に遂げるのだけれど鋏は怖くて。

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    返信
    1. 谷間のゆりさーん。
      子供のころ、祖母の裁ちばさみを手に取るたびに何度怒られたことか。
      研ぎ屋さんといえば、祐天寺から蛇崩を通過し、99円ローソンのところを曲がって三宿病院、世田谷公園へと向かうところに研ぎ屋さんがあってですね。
      そこはどうなのかなって、ずっと気になっていたのです。
      とかいいつつ、そこを試してという意味ではないのですけど。

      子供のころ祖母にきつく言われた記憶は裁ちばさみのことしかなく、
      そのせいかどうしても安い裁ちばさみを買ってしまう私がいます。

      いつか、納得のいくものを買いたいなぁ。

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